小田神社でおかげをいただくお参りを

はたごは、この9月に創業100周年を迎えます。

カウントダウンもいよいよ1ヶ月をきりました。

小田川の畔に開湯し、多くの皆様にご愛顧いただきまして100年、感謝のひとことにつきます。

特別な催しなども考えておりましたが、お客様をお招きするものに関しては、来年の9月までの間のどこかで、世情を鑑みながら企画してゆきたいと思います。

今後のご案内まで、今しばらくお待ちくださいませ。

 

先ずは、代替わりの時と同じく、9月に入りましたら、小田の神様へお礼とご挨拶に伺うことにいたしております。

思い返しますと、小田神社には、3代目主人が長年お役を授かっておりましたことや、私も子供の頃に小田の里では150年ぶりとなる稚児行列に参加させていただいたり、母娘共々、神楽を舞わせていただいたりと昔から今に至るまでご縁深く、おかげを沢山頂戴いたしております。

100周年を迎えるにあたり、当温泉の泉質を改めてみつめなおしましたところ、まさに小田神社におまつりされているトヨタマヒメを象徴するかの如くのやわらかな美肌の湯であることがわかり、小田の神様のお恵みであると腑に落ちたのでございます。

小田神社の由緒と神様のご利益

約1300年前の奈良時代に編纂された『出雲国風土記』に「小田社(おだのやしろ)」と記載があります。

古くは現在地より西方の海の上にお社がありましたが、1627年に今の尾山の地へ遷座されたとのこと。

さすが出雲の地、古い歴史がございます。

 

また、小田神社にまつられる神様のご利益は、

彦火火出見尊・ヒコホホデミノミコト

「海上運搬の安寧、海磯、野山の幸の豊漁」

豊玉姫・トヨタマヒメ

「美と海洋の恵み」

玉依姫・タマヨリヒメ

「子授け、子育て」

鵜草葺不合尊・ウガヤフキアエズノカミ

「立身出世」

といわれています。

浦島太郎伝説のモデルとなった神様ご一家のドラマチックな神話ダイジェストはこちらのブログでご案内しております。

ぜひご覧ください♪

朔日参りと15日参り

 

古来より、神社へ朔日(ついたち)と15日に神社へお参りするという習わしがあります。

太陰暦では、1日が新月、15日が満月となり、その名残で太陽暦の今でも1日と15日に行われます。

1日には新たな月の始まりに、無事に過ごせた1ヶ月の感謝とお願い事を、15日にはこの半月のお礼と反省を述べて、残りの半月をよろしくお願いしますという気持ちでお参りをするという意味があります。

月の満ち欠けが人間の体に様々な影響を与えますので、その調整のためにお参りするという人も少なくありません。

当館でもその1日と15日に合わせて、小田神社への特別な参拝がかなうプランをご用意いたしました。

慈愛と美の女神トヨタマヒメにあやかる小田神社昇殿参拝プラン

毎月1日と15日の2回の設定で、この日だけの特別な内容となります。

ガイド付き、昇殿参拝、ご祈祷と特別に豊玉姫様の御朱印と御守のお授けがございます。

地元ガイドが宿から小田神社までご案内いたしますので、お天気が良ければ近くの海辺散策も。

ご神域の清々しい空気のなか、深呼吸をして社殿での御祈祷を受けることで、日頃の感謝や在り方に心を向ける良い機会になるのではないでしょうか。

海と大地に包まれ食と温泉で五感を癒したら、朝の清々しい空気の中、正式参拝してエネルギーチャージ。

心と体を満たしリフレッシュする旅をお愉しみください。

■昇殿参拝とは■
昇殿参拝とは、正式参拝とも言い、人生の節目節目で受けるものと思われがちですがいつでもご自身のタイミングで受けられるものです。

【ご参拝イメージ】
宿泊翌日9:00 地元ガイド小田温泉へお迎え

徒歩で小田神社へ(約10分)

9:15 小田神社到着

昇殿参拝(約30分)

10:00 小田神社から小田温泉へ散策しながら戻ります。

【注意点】
※5名以上でのご利用をご希望の際は事前にご相談ください。

プラン詳細はこちらのページをご覧くださいませ。

小田神社へのおまいりはいつでも

昇殿参拝はお日にちが決まっていますが、神社を訪れてくださるのはいつでも大歓迎です。

御朱印のお授けも後日のお届けとなりますが、可能でございますので、当館女将におたずねください。

小田温泉でお湯につかって、この地の滋味豊かな食を体に摂りこんだら、小田の神様にお参りの準備は万端。

美容美肌を願うもよし、運気アップ、子育て、出世、家内安全、商売繁盛、縁結び!

神様ご一家のおかげをいただくご参拝を小田神社でぜひどうぞ。

おかげさまで創業100周年
はたご小田温泉 女将拝

 

《はたご小田温泉のイメージムービーができました》