2025出雲神楽公演レポート
立春からこちら、雪の多い本年です。
多伎は県内でも雪が少ない方ですが、今回の低気圧では若干の積雪があり、なにより久々の強風に慄きました。
2月8日(土)小雪降る中、今期第1回目の出雲神楽公演が催されました。
この度舞ってくださったのは大社の大土地神楽保存会さん。
昨年に続いての出演です。

3代目主人作の襖絵を背景に八千矛の舞う姿
演目は八千矛。
八千矛は大国主命の幼名。
悪さをする兄神たち八十神を平定する物語です。
3人の八十神と激しく戦いそれぞれをうちとってゆくテンポの良い舞いとそれを大いに盛り上げる笛を太鼓。
臨場感あふれる神楽のひとときでした。
すぐ目の前が舞台ですから、演者の息遣いまで聞こえてきます。
ご観覧の方から
「こんなに間近に神楽を見たのは初めてで感激した」
とご感想を頂戴しました。
公演終了後は、体感オプションの時間。
それぞれに似合う装束とお面をつけて神楽の演者になりきることができます。
なかなかできない体験ですよね。
ちびっこも女子高生も幅広く楽しめます。
体験者さんからは
「伝統文化に直に触れられて感激。一生の思い出になりました」
というすてきなご感想をいただきました。
次回は2月22日、最終回は3月8日です。
2月22日は宿泊付きプランもまだ残がございます。
観覧のみ、食事付きもそれぞれ絶賛受付中でございますので、よろしくお願いいたします。

小さな鬼たち 歩く姿のギャップがなんとも愛らしい